蜂を駆除するための心構え
蜂の駆除を行うときに気を付ける点としては、シロアリなどの害虫を駆除するときと異なり命の危険が伴うことになります。スズメバチをはじめとして、アシナガバチやミツバチなどの蜂でも駆除しようとする者を外敵とみなして特に巣に近付く者には、集団で巣を守るために襲ってきますから命がけでとなります。
このことを考えると蜂と戦える程度の度胸はないと駆除をすることをオススメしできません。
しかし、度胸だけスズメバチなどの蜂に戦いを挑めば命とりであり無謀な行為となってしまいます。必要な装備は、防護服など全身を護る物のほか、蜂の駆除や巣を取り除くための道具が必ず必要になります。それ以外には、蜂の巣に近付くための道具(脚立、足場板、電動工具など)が巣ができている位置に応じて必要になってきます。
度胸と装備があればなんとかなるといったことでもありません!と、言いたいところですが、それだけではまだ充分ではありません。
駆除する手順を知らなければ、必要以上に蜂を興奮させてしまったり周囲も危険にさらされてしまいますし蜂の生態を理解していなければ駆除したつもりでもすぐまた巣が作られてしまいます。そして、建築の知識がなければ建物を余計に傷付けてしまうこともあり間接的な災害にもつながってしまします。
上記以外でも蜂の駆除は、夏場に行うことがほとんどで暑いなかで防護服に身を包み駆除作業をしますので汗をかきます。まるで、サウナに入っているような炎天下での作業となります。特に過酷なのは屋根裏での作業で、真夏には屋根裏の気温が50℃前後のもなるため熱中症になる危険と戦いながらの作業になります。蜂の駆除は、蜂との戦いより熱中症との戦いであると考えても過言でありません。
蜂駆除をするアドバイスと危険回避行動について
蜂駆除を行う際のアドバイスと危険回避行動について以下にまとめます・蜂駆除業者に依頼する: 蜂駆除は専門知識と経験が必要な作業です。安全かつ効果的に駆除するためには、専門の蜂駆除業者に依頼することをおすすめします。彼らは適切な装備や技術を持っており、リスクを最小限に抑えながら効果的に駆除を行うことができます。
・安全な距離を保つ: 蜂の巣や蜂の周囲に近づかないようにしましょう。蜂は巣を守るために攻撃的になることがあります。近づくと蜂が威嚇行動を取る可能性があり、刺されるリスクが高まります。安全な距離を保ち、巣周辺に立ち入らないようにしましょう。
・露出部分を保護する: 蜂駆除を行う際には、適切な保護具を着用することが重要です。長袖の衣服、長ズボン、手袋、帽子、マスク、ゴーグルなどの防護具を使用することで、蜂の刺されるリスクを低減することができます。
・夜間や寒冷時に駆除する: 蜂は昼間に活動することが多いため、夜間や寒冷時に駆除を行うことが効果的です。蜂は巣に戻っていることが多く、巣から離れている時間帯に駆除することで、被害を最小限に抑えることができます。
・環境への配慮: 蜂駆除を行う際には、周囲の環境への配慮も重要です。巣を取り除く際には、巣の破片や残骸が周囲に散らばらないように注意しましょう。また、巣が近くにある樹木や植物には注意を払い、できるだけ被害を最小限に抑えるようにしましょう。
注意:蜂駆除は専門的な作業であり、自己判断や未経験者による試行は危険です。業者に依頼することをおすすめします。
