容易に近づかないことが大切である

ハチの駆除業者

ミツバチについて

ミツバチはスズメバチほど高い攻撃性を備えてはいません。そのため比較的安全な蜂といわれていますが状況によってはミツバチが危険をもたらすこともありますので注意が必要となってきます。

ミツバチが襲ってくる理由としては、巣に刺激を与える相手に対して攻撃をしてくることがほとんどです。ミツバチが攻撃対象物である相手に対して毒針を刺したら、ミツバチの身体からはフェロモンが漏れ出てきます。このフェロモンにはミツバチの仲間を呼び寄せる成分が含まれていますので次から次へとミツバチが巣から出撃してきて複数のハチに襲われ続けるリスクがあります。
仮にミツバチに刺されるとどうなるかといいますと、刺されたミツバチが1匹だけなら、大きな腫れや痛みが出ても数日で症状が収まることがほとんどです。しかし、複数の蜂に刺されてしまうと契約の場合でアナフィラキシーショックという強いアレルギー症状が出るおそれがあり、嘔吐や呼吸困難、意識障害を引き起こし、最悪のケースでは、死に至ることもあります。また、アレルギー症状に敏感な人ですと一匹のミツバチであってもアナフィラキシーショックを発症してしまうことがありますので大至急最寄りの病院に行って医療処置をしてもらうようにしましょう。
また攻撃が多くなってくる時期としましては、寒くなると凶暴的になることがあります。

ミツバチは10月~11月ごろと2月~3月ごろの寒い時期に凶暴化する傾向があります。ほかの蜂が7月~9月ごろに凶暴化するのに対してミツバチの攻撃的な時期が異なる理世落ちしては、ミツバチには女王蜂と働き蜂が集団で越冬する習性があるからです。10月~11月は集団で越冬するために冬眠期間中のエサを確保するために、餌を守るために攻撃的に変貌してくるからです。
また2月~3月は、越冬から覚めて女王蜂が産卵する時期になります。産卵をするためには栄養素も必要となってくるのでミツバチが攻撃的になるのが容易に想像できると思います。

ミツバチが1日で移動する距離

ミツバチの1日の移動距離は、環境や気象条件によって異なりますが、おおよそ数キロメートルから数十キロメートル程度とされています。ただし、ミツバチは餌探しのために蜂蜜や花粉を集めるため、巣から飛び立って数百メートル程度の範囲内で活動することが多いです。また、餌探しに出たミツバチは、帰り道でも他のミツバチと情報交換を行い、より効率的な餌の収集を行うため、効率的な移動方法を模索しています。

行動する範囲は特定されているのか?
ミツバチの行動範囲は、巣箱によって異なることが知られています。巣箱が自然環境に近い場所に設置されている場合、ミツバチはおおよそ3~5km程度の範囲で採餌や巣材の収集などの活動を行うとされています。一方、都市部など人工的な環境においては、巣箱周辺のみに活動範囲を制限していることが多いと考えられています。ただし、天候や季節などの条件によっても変動するため、一概に特定された行動範囲とは言えません。

ミツバチの一生と刺す行動に移行する前のサイン
ミツバチの一生は一般的に以下のような段階で構成されています:

・卵:女王蜂が巣の中で産む卵から始まります。卵は巣の細胞の中に置かれます。
・幼虫:孵化した卵は幼虫に成長し、巣の中で成長します。幼虫は餌として働蜂から与えられた花粉や蜜を摂取し、急速に成長します。
・ケース:幼虫が成熟すると、それぞれの細胞でキャップ(蓋)と呼ばれるもので閉じられます。この状態では、幼虫は繭の中で変態を行います。
・成虫:幼虫が完全変態を経て羽化すると、成虫のミツバチとなります。成虫は巣の中で活動し、役割に応じて働蜂、警備蜂、採蜜蜂などの役割を果たします。

ミツバチが刺す行動に移行する前には、以下のようなサインが見られることがあります:
・警戒行動:ミツバチは外部の刺激や脅威に対して警戒行動を示します。巣の周りでミツバチが舞ったり、特定のエリアを行き来したりする場合は、ミツバチが警戒している可能性があります。
・舞踏飛行:巣の入り口付近でミツバチが特定のパターンで舞踏飛行をする場合があります。これは他のミツバチに対して情報を伝えるための行動であり、巣を守るための防衛行動の一環です。
・噴射行動:ミツバチは体液を放出し、敵や脅威に対して噴射することがあります。これは警戒行動の一環であり、刺す前の警告サインとなることがあります。

これらのサインが見られた場合は、ミツバチが攻撃的な態度を取っている可能性があります。安全のためには、その場から遠ざかり、ミツバチに刺されないよう注意することが重要です。


ご依頼の流れについて


ハチの駆除依頼受付