近隣の住民にも危険がおよぶ可能性

蜂の駆除業者

巣が作られやすい場所

寄生性を持つ種類として知られているため巣の場所を考えるときはチャイロスズメバチだけを見るのではなく乗っ取られる側の巣がどこに作られやすいかまで含めて考えることが大切です。基本的にチャイロスズメバチはキイロスズメバチやモンスズメバチの巣へ入り込みその巣を利用して群れを広げていきます。そのため民家の軒下のように外から見つけやすい所だけでなく壁のすき間や天井裏や屋根裏や換気口まわりや戸袋の内側や床下に近い閉鎖空間など人の目につきにくい所にも巣がある危険があります。もとの巣を作った蜂の性質によっては樹木の近くや物置や倉庫やベランダの天井や建物の配管まわりやメーターボックスの近くなどでも発見されることがあり点検や清掃の際に急に接近してしまう例もあります。とくに壁の内部や設備の裏側のように巣全体が見えにくい場所では出入りする蜂の数だけが先に増えて気づくことがあり現場では巣の有無より先に蜂の往来で異変に気づくことも少なくありません。またチャイロスズメバチはほかのスズメバチの巣を乗っ取る習性があるため時期によってはもとの巣の蜂とチャイロスズメバチが同じ巣の近くに混在していることがあります。働き蜂の色や大きさがそろわず飛び方にも違いが見られることがあり見慣れていない方ほど種類の判別が難しくなります。

そのため現場で見かけた蜂がモンスズメバチなのかチャイロスズメバチなのかを早い段階で特定するのは簡単ではありません。モンスズメバチは夜間でも活動することがありチャイロスズメバチと生態の違いがありますが見た目だけで判断しようとすると誤りやすく駆除方法を誤れば数百匹規模の蜂に一斉に攻撃される危険があります。巣の位置が高所であったり閉鎖空間であったり通路や玄関の近くであったりすると逃げ場が限られるため危険は一段と大きくなります。こうした蜂の駆除を自力で行うことには大きな危険が伴います。チャイロスズメバチに限らず蜂を駆除するときは刺されないための安全対策が重要ですが装備を整えたから安全になるわけではありません。針を通しにくい素材の防護服や厚手の服を重ねて肌を出さないようにする考え方はありますが服の継ぎ目や袖口や首まわりにすき間があるとそこが弱点になります。肌が見える部分は手袋やタオルなどで覆う考え方がありますが実際の現場では動きにくさや視界の悪さも危険要因になります。そしてチャイロスズメバチは毒液を飛ばしてくることがあるとされるため網目状のフェイスカバーではなく隙間の少ない板状の防護面が向くと考えられています。ただし防護具の準備だけで不用意な接近が許されるわけではなく巣の位置や飛行方向や退避経路を確認しないまま近づくと危険です。蜂からの攻撃を想定した備えができていたとしても巣の近くで殺虫剤を使うと一斉に飛び出すことがあり飛んでいる蜂が多い状態では巣の処分まで安全に進めにくくなります。飛んでいる蜂がいなくなったあとにゴミ袋で巣ごと処分するという流れが語られることもありますが慣れていない方が同じように行うのは危険です。とくにチャイロスズメバチは攻撃性が高いだけでなく逃げても追ってくるとされるため距離を取るだけでは足りない場面があります。強い痛みを伴う毒に加えて毒液を飛ばしてくる可能性もあるため知識や経験がない状態での駆除は非常に危険です。巣の近くで異なる種類の蜂が混在して飛んでいるときや夜になっても活動が見られるときや壁内や配管まわりのように見えない場所へ出入りしているときは自分で対処せず蜂駆除業者へ相談した方がよいでしょう。

チャイロスズメバチが社会寄生するのか?自ら巣をつくらない理由
他のスズメバチの巣を利用して増えていく性質が知られており自分で一から大きな巣を築くよりも既存の巣を乗っ取る形で繁殖を進めると考えられています。学名表記ではVespasororとされるチャイロスズメバチは一般的に自らの巣を作ることは少なくほかのスズメバチの巣へ侵入してその巣の資源や働き蜂の働きを利用します。この行動は社会寄生と呼ばれます。寄生先となる巣を見つけると巣を守っている働き蜂を攻撃して内部へ入り込み自分の卵を産み付けます。そこで育った幼虫は巣の中にある資源を利用して成長していき結果として巣の主役が入れ替わっていくような状態になります。こうした性質があるため巣を外から見ただけでは何の蜂の巣なのか判断しづらく時期によってはもとの巣の蜂と寄生した蜂の両方が周囲を飛んでいることがあります。現場では蜂の色や大きさにばらつきがあるのに巣はひとつしか確認できないという状態で気づくこともあります。自分で巣をつくらない理由としては巣作りに必要な時間や労力や外敵に襲われる危険を避けつつ他種の巣にある食料や保護を利用できるため繁殖の面で有利になると考えられています。つまり巣を一から築く負担を避けながら既にできあがった環境を使えることがこの蜂の戦略です。その一方で寄生先となる巣の近くでは攻撃的な行動が起こりやすく周囲にいる人にとっては危険が高くなります。もとの巣の蜂がまだ残っている段階では巣の周辺が不安定な状態になりやすく少しの刺激で飛び出す個体が増えることもあります。壁のすき間や屋根裏や水道設備の裏や通路上部など普段は意識しない場所で蜂の出入りが続くときは乗っ取り後の巣が隠れている可能性も考えられます。近くに別のスズメバチの巣がある場合や複数の蜂が入り乱れて飛んでいる場合は安易に近づかず専門業者や関係機関へ相談して適切な対応につなげることが重要です。巣の発見時には棒でつついたり水をかけたりせず人が通らないようにして距離を保ち出入りの位置だけを遠くから確認するとその後の相談がしやすくなります。種類の見分けが難しい蜂ほど初期対応の慎重さが重要になります。



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