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茘枝
「茘枝」は一般にライチと呼ばれる果樹であり植物としての特徴や原産地や食べ方が分かるように整理して説明します。

1.学名と分類
茘枝(ライチ)の学名は「Litchi chinensis」です。ムクロジ科(Sapindaceae)に属する常緑樹でありこの科には熱帯から亜熱帯に多い樹木が含まれ果樹として利用される種類も見られます。
2.概要
・形態: 茘枝は常緑の小高木で樹高は環境によって変わります。葉は数枚の小葉が並ぶ羽状複葉になり表面にはつやがあり枝葉がよく茂ります。庭木として植える場合は剪定で樹形を整えやすい一方で寒さには弱いため栽培地の気候が重要です。
・花: 枝先に多数の小花が円錐状に集まって咲きます。花びらが目立たないため派手さはありませんが黄緑色から黄白色の花がまとまって咲くことで全体として花房がはっきり見えます。花が咲いたあとに受粉がうまく進むと果実が付きます。
・果実: 果実は卵形に近い球形で大きさはおよそ直径3センチ前後が目安です。表面の赤い皮は小さな突起が連なったうろこ状に見え手触りはややざらつきます。皮をむくと白く半透明の果肉が現れみずみずしいゼリー状の食感と甘い香りが特徴です。中心には大きめの種があるため食べる際は種を避けます。
3.起源
茘枝は中国南部を原産とする果樹とされ古くから栽培されてきました。その後に栽培が広がり現在は熱帯および亜熱帯の各地で作られています。代表的な栽培地域として中国や台湾やタイやベトナムやインドなどが挙げられ気温が高く霜の少ない地域で育てやすい果樹として知られます。
4.利用
・食用: 茘枝は香りと甘みを楽しめるため生食がよく行われます。赤い皮を手で割るようにむいて白い果肉を食べると果汁の多さと独特の芳香が分かります。食べる部分は種のまわりの果肉なので種は口に入れないように注意します。冷やすと甘みが際立つため食べる直前に冷蔵しておく方法も一般的です。
・加工品: 茘枝は缶詰やジュースやジャムとして流通しやすくなり季節外でも味わえる形で親しまれています。デザートではシロップ漬けが使われやすく飲料では香り付けとしても利用されます。乾燥させた加工品や冷凍品として扱われることもあり用途に合わせて選ばれます。
5.ライチとしての知名度
「茘枝」は「ライチ」や「ライチの木」という呼び名で広く知られています。甘い香りと食感の良さから人気が高く旬の時期には市場やスーパーマーケットでも見かける機会が増えます。生の果実だけでなく缶詰などの加工品でも流通しているため多くの人が味に触れやすい果物です。
以上が茘枝(ライチ)の説明です。茘枝は果実の魅力で食用にされるだけでなく常緑で葉姿が整うため地域によっては庭園樹としても植えられています。


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